ここでは回し方を1から…というよりは、ピザ回しの仕組みを紹介し、みなさんが自分自身で上達できるきっかけを作れたらよいと思っています。
道具の準備

まずは何か回すものを用意しなければなりません。本物の生地やピザ回し専用の生地が使えれば一番良いでしょう。しかし「いきなりそこまでは…」という方も多いと思いますので、厚手の布やタオル、クッションなどで代用してみても良いと思います。それらでも簡単な技なら習得可能です。まずは雰囲気から親しんでいきましょう。軽いためやりづらいとは思いますが、あらためて「ピザ生地で」回す意味とメリットが理解できるかと思います。


ピザ回しの「回し」って?

さて、回し方の紹介の前に、そもそもピザ回しの「回し」とはなんなのでしょうか。今ではいろいろな動画でピザ回しを見ることができ、見よう見まねで習得することも可能です。しかしながら、あまりに動きが速くて何をしているのかがわからないというのが多くの方の感想だと思います。回しているような、振り回しているような、投げているような… そこで技を理解するヒントとして、ピザ回しは主に

1. トス(投げる)
2. ウィップ(つかんだまま回す)
3. スピン(指で回す)

の3つの要素で成り立っていると考えてみると良いでしょう。ピザ回しの「回し」はこの3要素によって成り立っていると考えてみます。 ちなみにこれらはそれぞれ独立して練習することができます。最終的にそれらを組み合わせると、流れるようなパフォーマンスが完成するのです。 この考え方さえ理解できれば、後は実際に動きを見て練習するのみです。


基本技

1つの例に、基本技を中心に組み立てられた動画を紹介します。ゆっくりとした動きで、パフォーマンスは先ほどの3つの要素で成り立っていることがわかるはずです。

いかがでしょうか?なんとなく、ピザ回しの見方がわかっていただけたら嬉しいです。こうした基本技やインターネット上の動画の見よう見まねで充分上達できますが、当サイトのショップではTony Gemignaniによる教則DVDの販売もしておりますので、よろしければご活用ください。
「スピン」はちょっと別

先ほど3要素は独立して練習できるといいましたが、3要素の中の「スピン(指で回す)」は特にその傾向が強いです。指回し独特の感覚を身につける必要があるからです。ですので、ちょっと別に考えて習得するのも良いかも知れません。

回転をかける時はまず手のひら全体で軽く勢いをつけて回し、すぐに中心からほんの少しずらしたところに指先をあて回転させていきます(感覚としてはほぼ中心にあてる感じです)。どちらの方向に回転させるかは自由です。すでに他の技を練習している方は、普段どちらに生地を回転させているかに合わせてください。後はそのまま回転を維持するだけですが、回転がついたら中心点に指をずらして指を止め 、生地だけが回っている状態にもできます。指回しはこの中心での回転の維持と、少しずらした所での回転をかける動きを組み合わせながらバランスをとり続ける技術です。

「スピン」はちょっと別というのは、こうした動画を見るとわかるかもしれません。

最初の動画は、ちょっとピザ回しの要素も入っているような?という感じです。このようにトレーでも本でも回せますので、ピザ回しの練習もかねていろんな指回しに挑戦してみてはいかがでしょうか。もちろん固いものとピザ生地のような柔らかいものでは感覚の違いはありますが、ふとした所から、ピザ回しの新たな可能性が生まれるかもしれません。

ベルピザ回しドットコムベル


4 Replies to “回し方”

  1. SECRET: 0
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    ピッツァ好きです♪
    私は不器用だから回せそうもないですがf^_^;、パフォーマンスは一度見てみたいな~と思ってますo(^^)o

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >ナランチャさん
    ありがとうございます!
    ホームページやツイッターで、ピザ回しが見れるメディア情報等も発信しています。
    よろしければチェックしてくださいね(^-^)/

  3. SECRET: 0
    PASS:
    初めまして 食いつきました!でニ三質問があります一 直径どれくらいですか?ニ 自作で作るとしたら 拝読してるとタオル?がよさそうな気がしますが ホームセンターで手に入りそうな素材なら何が考えられますか? 三 練習は音楽でもかけてるほうがよさそうな気がしますが不要ですか?

  4. SECRET: 0
    PASS:
    >ゴンザレス明元素さん
    1.直径は約30cmです。
    2.生地の自作は私も挑戦しましたが、正直難しいです。ホームセンターでは衝撃吸収ゲルやシリコンシートが一番近いですが、2000円以上しますし、生地独特のプルプル感は出せませんでした。自作する手間と費用があるくらいでしたら、専用生地を買ってしまうことをおすすめします。完全に代用できないものだからこそ、皆さんに紹介しています。厚手の布やタオル、クッションで、一部の技の練習や雰囲気を味わうことはできます。あとはそこでハマるかどうかですね。
    3.まさにその通りです!音楽があった方が気分ものりますし、技も自然とリズミカルになります。ピザ回しはダンスに近いので、音に合わせて練習することはとても大切です。
    ご質問ありがとうございました!まずは身近なもので練習してみて、よろしければ専用生地も検討してみてくださいね。ピザ回し楽しいですよo(^-^)o

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